自社に新しい福利厚生制度を導入するなら、どのような段階を踏んで運用まで進めていくべきでしょうか。また、導入を成功させるためには、準備段階でどんなポイントに注意するべきでしょうか。ここでは、福利厚生を導入する3つのステップの流れや、導入を成功させるコツをご紹介します。福利厚生の充実化をはかるため、ぜひ参考にご一読ください。
福利厚生の導入方法3ステップ
自社へ新たに福利厚生を導入するときは、基本的に以下の3つのステップに基づき、計画を進めていきます。まずは導入を検討する段階から始めて、社内での準備を十分に済ませたら、運用をスタートさせましょう。
【ステップ1】導入を検討する
まずは、自社に福利厚生を導入する目的を明らかにしましょう。従業員に与えられる恩恵や、企業にとってのメリットを考慮したうえで、どんなサービスが相応しいのかを検討します。導入する福利厚生の種類は、従業員のニーズに合わせてお選びください。定番の福利厚生として挙げられるのは、各種生活費の補助のほか、健康・育児・介護などの支援、プライベートでのレクリエーションの提供、自己啓発の促進、ペイメントサービスなどです。また、これらの福利厚生は社内で提供する方法のほかに、専門業者に外部委託する方法もあります。導入・運用にかかるコストをチェックして、アウトソーシングの選択肢も含めて検討しましょう。
【ステップ2】導入準備
福利厚生の導入が決定したら、次に導入準備を進めましょう。導入や運用のための予算を確保し、制度の運用方法を取り決めたら、担当部署を指定します。一方で、専門業者が提供する福利厚生サービスを利用してアウトソーシングをする場合には、業者の選定および契約を行います。このとき、新しい制度を安定して提供し続けるためにも、信頼できるサービス提供会社を選ぶことが大切です。複数の業者に問い合わせを行い、詳細なサービス内容を含めて比較検討するようおすすめします。制度の規定やマニュアルを作成したら、従業員への周知を行いましょう。導入後、従業員に活用してもらうためにも、十分な広報活動が必要です。
【ステップ3】制度の運用をスタートする
導入準備が完了したら、いよいよ制度の運用がスタートします。特に導入直後は、担当部署の業務負担が大きくなると予想されます。専門業者へアウトソーシングをするなら、万が一トラブルが発生した場合に備えて、サポート体制が整えられていると理想です。また、よりスムーズに運用できるよう、その後は定期的なタイミングで制度の見直しを行いましょう。
福利厚生を導入するときのポイント
福利厚生の導入を成功させるには、以下のポイントを意識しましょう。導入した制度を十分に活用するために、最初に押さえておきたいコツをご紹介します。
導入の目的を明確にしておく
福利厚生を導入する前に、社内で導入の目的を明確にしておくことが大切です。どんなにコストをかけて新しい制度を導入しても、まず明確な目的がなければ制度を形骸化させてしまうおそれがあります。たとえば「従業員の定着率を○%向上させる」といった形で目標を立て、導入の前後でどのような変化が見られたかを分析すると良いでしょう。
従業員のニーズを把握する
あらゆる福利厚生の制度は、従業員が使うために存在します。企業としては魅力的な制度を導入したつもりでも、最終的には従業員に使ってもらえなければ意味がありません。実際に従業員が使える制度を選ぶには、まず働き手のニーズを把握する必要があります。従業員や求職者の目線に立ち、人気の高い福利厚生について情報収集を行いましょう。
運用まで見据えて計画を立てる
新しい制度を導入すると、少なからず運用コストが発生します。運用コストが想定していた以上に大きいと、制度を継続して提供できないことも。導入した制度をできるだけ長く利用するためにも、将来の運用まで見据えて福利厚生サービスをお選びください。その際は、運用中のサポートが充実しているサービス提供会社を選んだほうが安心です。
サポートが手厚い「ADVASA」の福利厚生ペイメントサービス
福利厚生をアウトソーシングする場合は、専門業者の選び方が重要です。導入時のサポートはもちろん、運用中もサポートが充実していたほうが安心できます。福利厚生ペイメントサービスの「ADVASA」では、お客様のために手厚いサポートを用意しております。給与相当額の随時払いシステムは、従業員からも好評で、低コストで導入・運用できるのが魅力です。働き手のニーズに合う福利厚生をお探しなら、ぜひ「ADVASA」までお問い合わせください。
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今回は福利厚生の導入方法をご紹介しました。福利厚生は、導入の目的を明白にしたうえで計画を進めましょう。その際は、従業員からのニーズが高い制度を導入するのもポイントです。幅広い働き手から人気の高い福利厚生をお探しなら、従業員のライフスタイルに寄り添う福利厚生ペイメントサービスの「ADVASA」をご検討ください。