「金融庁×日本経済新聞社」共催カンファレンスの選抜スタートアップに選出されました

株式会社ADVASA(アドバサ、本店:東京都港区、代表取締役:小杉 朝光、以下「ADVASA」)は、3月29日~31日に、金融庁と日本経済新聞社が共催する日本最大級の国際シンポジウム「FIN/SUM(フィンサム)」2022における、グローバルな大型資金調達を目指すスタートアップによる「インパクトピッチ」において厳正なる審査を通過し、3月7日の日経新聞朝刊に掲載され、「スタートアップ投票」へ進出しましたことをお知らせいたします。

(1)「FIN/SUM(フィンサム)」2022について
 「FIN/SUM(フィンサム)」2022は、金融庁と日本経済新聞社が共催する日本最大級のフィンテックカンファレンスです。本カンファレンスでは、主に国内の有力なフィンテックスタートアップを対象として「自社が解決しようとしている社会課題は何か」と「200億円資金調達したら何をするか」に焦点をあてた、これまでにない形のピッチ:「インパクトピッチ」を開催します。2022年3月31日(木)に最終選考8社(審査員チームから5社、読者投票から3社を選出)によるファイナルピッチを実施。世界的な社会課題解決とグローバル市場での展開をにらんだピッチとし、英語による同時通訳とオンライン配信を通じて世界に向けて発信します。

【開催概要】
◆ タイトル: 「FIN/SUM(フィンサム)」2022(フィンテックサミット2022)
◆ 開催日時: 2022年3月29日(火)~ 2022年3月31日(木)
◆ 主催: 丸ビルホール(丸ビル7F)、丸ビルコンファレンススクエア(同8F)
< 東京都千代田区丸の内2丁目4-1 >
◆ 主催: 金融庁、日本経済新聞社
◆ 公式Webサイト: https://finsum.jp/index.html
◆インパクトピッチ選抜企業一覧/読者投票サイト:https://finsum.jp/startup.html
※ADVASAはNo32にエントリーしています。

(2)ADVASAの活動、ビジョンについて
 FintechベンチャーのADVASAは、従業員がいつでも働いた分の給与に即時アクセスすることができ、銀行口座は勿論、キャッシュレスであらゆるウォレットでの受取、決済まで一気通貫で提供し、様々な金融サービスのプラットフォームとなる福利厚生ペイメントサービス「FUKUPE(フクペ)」を展開しています。

 「給与への即時アクセス」サービスは、米国では「オンデマンドペイ」、「EWA」(Earned Wage Access)と呼ばれ、労働者及び雇用者にとって必要な仕組みとして広く普及しており、Walmart、Uber、McDonalds、Burger King、Domino’s、Chilisなど主要なサービス企業がすでに導入しています。

 日本でも、「給与への即時アクセス」サービスは、労働者にとっては、コロナ禍による収入減による困窮の救済、不必要な借金の防止となり、また企業側にとっては、従業員のモチベーションアップ、離職防止を図ることができるものとして利用が広がっています。さらに日本では、約三分の一の世帯が緊急時の出費に対応できる貯蓄を保有しておらず(単身世帯だと二分の一)、また2,000万人を超える非正規雇用者の平均年収は約175万円となっているという発表がある中、当該サービスは、企業にとって従業員を守るための重要な福利厚生としても機能し得るものと考えております。

 グローバルに展開している大手監査法人グループ各社や、国際的な決済ブランド各社なども、本市場の重要性やポテンシャルに関するレポートを出しており、共通して下記のような見解が記載されています。

・EWAや給与計算の迅速化は、そう遠くない将来、従業員の福利厚生として定着すると思われる。早期に動き出した企業は、来るべき波を先取りし、ファイナンシャルウェルネスを構築するうえで、競争上の優位性を得ることができる。
・OECD加盟国全体で、雇用者の給与口座には、既労働分で支払う義務のある資金が、約1兆ドル常に蓄積されていると推定され、従業員にこの資金へのアクセス、流動性を提供することで、優れたコストで有意義な社会的効用を生み出す。
・緊急事態、限られた貯蓄、収入と支出のタイミングの不一致の3つを主な原因として経済的な困難が発生し、そのうち約75%が健康状態やウェルビーイングの悪化を報告しており、パフォーマンスの低下につながっている。
・オンデマンドペイ、EWAの仕組みは、低所得者や経済的に余裕のない人たちだけに役立つものではない。すべての従業員が自分の経済状況をよりよく管理できるようになる。例えば10万ドル以上の所得を持つ個人も同様である。
・給与即時アクセスは従業員のファイナンシャルウェルネスをサポートし、エンゲージメントと定着率を向上させる仕組みである。

 ADVASAは、以上のような社会的背景を踏まえ、「給与への即時アクセス」、「Everyday Payday(エブリデイ・ペイデイ)」という本来あるべき労働者の権利をベースとして、キャッシュレス社会の促進、ペイロールDXをデファクトスタンダードにしていくことで、金融包摂の実現、SDGsの課題解決に貢献し、国内外問わず、労働者の金銭的な課題の解決、生活環境向上、利便性向上に向けた取り組みを進めていくことをその目標としております。

 またADVASAは、社会貢献活動の一環として、次代を担う人材育成、人と人との絆、志のネットワークの構築を強く推進しているユナイテッド・アースの活動に協賛企業として関わらせていただくことで、金融・IT技術の活用と相乗効果による社会問題の解決を目指しております。

【特定非営利活動法人ユナイテッド・アースについて】
 ユナイテッド・アースは、理念に共感する産官学民様々なセクターや市民が集い、共に社会貢献活動を実践するための組合的機能を持つ団体(NPO法人)です。2006年の設立以来、市民の共働によって、「心育まれる希望あふれる社会」を実現すべく、海外の貧困地域への自立支援活動や環境保護活動など、様々な社会問題への取り組みを継続してきました。
※2011年3月の東日本大震災発生以降は、宮城県を中心に震災支援活動を開始し、国内外から集まった延べ3万5000人以上のボランティアや団体、企業と共働し、被災地の復興と新しい社会モデルの構築に向けて活動を展開しています。
■活動内容事例
https://united-earth.jp/activity/

■協賛企業一覧
https://united-earth.jp/partner/

<会社概要>
会社名:株式会社ADVASA
代表者:代表取締役 小杉 朝光
所在地:東京都港区元赤坂1-2-7 赤坂Kタワー4階
設立:2017年4月
資本金:5億5000万円(資本準備金含む)
事業内容:
・労働者への資金提供システムの開発・OEM提供
・Fintech、AI、ブロックチェーン等のシステム開発
URL:https://www.advasa.co.jp